【日本ダービー2016】プロディガルサン、パフォーマンスを上げてくる可能性も

プロディガルサン

プロディガルサン(牡3、美浦)

生年月日:2013年02月22日
調教師:国枝栄
馬主:金子真人ホールディングス
生産者:ノーザンファーム
通算成績:4戦2勝(2-1-0-1)
血統:父ディープインパクト、母ラヴイズオンリーミー

 

休み明け叩き2戦目、パフォーマンスを上げてくる可能性も

2016年の日本ダービーは皐月賞に出走しなかった馬の中にも、素質馬はたくさんおり、大混戦になる可能性を秘めています。プロディガルサンもその1頭。

プロディガルサンはリアルスティールの弟として大きな期待を集めてデビューした良血馬です。デビュー戦は東京の芝マイルで1.4倍の断然の支持を集めました。16頭立ての多頭数のレースでどんな紛れがあるかわからない頭数でしたが、道中は中団につけてじっくりと足を溜め、そこから末脚を爆発させて2着のフジマサスペシャルに半馬身差で優勝しました。上がりタイムは34.2秒と優秀なものでした。

2戦目は中山芝2000mの芙蓉ステークスでした。このレースでは2番人気に推されます。10頭立てで、ここでも中団につけていきます。直線最初に抜け出した1番人気プランスシャルマンを半馬身差抜いたところがゴールでした。上がりタイムも34.4秒とメンバー中ナンバーワンと優秀。

3戦目は東京スポーツ杯2歳ステークスでした。2番人気となり、道中はやはり中団の位置からの競馬で進めます。直線では、スマートオーディンに抜かれたものの2着は死守しました。これで賞金加算に見事成功。

しかし、年が明けて、予定していたローテーションが組めず、皐月賞は出られませんでした。ダービートライアルの青葉賞が復帰戦でした。2着に入ればダービーの出走権が獲得できるレースでしたが、4着と敗れ、優先出走権は取れませんでした。ダービーに出走できるかどうかはわかりませんが、出走できればおもしろい1頭になるでしょう。

半年の休み明けの叩き2戦目、使われたことによる上昇度もあってパフォーマンスを上げてくる可能性もあります。良血馬なだけに期待感の高い馬で、人気を落としても注意しておきたい一頭ですね。

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