日本ダービー(2015)の結果・払戻金|ドゥラメンテ、ミルコも驚く驚異的な末脚!
第82回日本ダービー(G1) 2015/05/31
2015年の日本ダービーは1番人気のドゥラメンテが優勝。
レースはここで初めて逃げの戦法を見せたミュゼエイリアンが先手をとってそのまま緩みなく進めていきます。1000m58秒と流れていき、ドゥラメンテは中団の外目でロスの無い追走をしていきます。後半は追い上げていき、直線も手応え十分に抜け出しました。
前走の皐月賞では右回りが初めてだったせいか4コーナーで大きく外に膨れてしまいましたが、馴染みの東京は上手くこなしてスムーズにまわりました。内からはサトノラーゼンが上がっていき、外からはサトノクラウンが迫りますがこれを寄せ付けずに完勝しました。
前走の皐月賞でも桁違いの末脚を見せ、大舞台の日本ダービーでもレコードでゴールして2冠を達成したドゥラメンテ。鞍上のM.デムーロ騎手にとっては2003年のネオユニヴァース以来、2度目のダービー制覇となりました。
JRA所属騎手になったばかりの初年度で、早くも2冠を達成するという偉業を果たしたM.デムーロ騎手。愛馬ドゥラメンテの強さもさることながら彼の騎手としての強さも賞賛に値するものでしょう。
すっかり日本語も上達し、レース後も「超うれしい!」と繰り返し喜びを表しました。日本の競馬はもちろん、日本の文化や暮らしを愛す親日家のミルコ騎手ですが、今では多くの日本の競馬ファンから指示を集めるトップジョッキーで日本のファンも多いです。
キズナはダービー後骨折、2016年は復帰後ドバイにも挑戦
キズナはこの後、凱旋門賞か三冠かどちらを目指すのか注目が集まっておりましたが、ダービーのレースで骨折が判明し、長期休養を余儀なくされました。いずれも挑戦できずに2015年は終わりましたが、2016年は引き続きミルコ騎手を乗せ2月に中山記念(1着)で復帰し無事に復活を遂げ、続く3月にはドバイへ遠征し、ドバイシーマクラシック(G1)で2着に健闘するなど国内外で幅広い活躍をしてみせています。
イタリア出身のM.デムーロ騎手にダービー馬ドゥラメンテ。人馬ともに今後の活躍にますます注目していきたいですね。
[動画]JRA公式チャンネル:https://www.youtube.com/user/jraofficial
着順結果
着順 | 枠番/馬名(性齢) | 負担重量 | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|---|
1 | 7-14 ドゥラメンテ(牡3) | 57.0 | M.デムーロ | 1 |
2 | 1-1 サトノラーゼン(牡3) | 57.0 | 岩田康誠 | 5 |
3 | 6-11 サトノクラウン(牡3) | 57.0 | C.ルメール | 3 |
4 | 7-13 リアルスティール(牡3) | 57.0 | 福永祐一 | 2 |
5 | 2-3 コメート(牡3) | 57.0 | 嘉藤貴行 | 16 |
6 | 7-15 ミュゼスルタン(牡3) | 57.0 | 柴田善臣 | 9 |
7 | 1-2 タンタアレグリア(牡3) | 57.0 | 蛯名正義 | 7 |
8 | 2-4 グアンチャーレ(牡3) | 57.0 | 松岡正海 | 15 |
9 | 4-7 レーヴミストラル(牡3) | 57.0 | 川田将雅 | 4 |
10 | 5-10 ミュゼエイリアン(牡3) | 57.0 | 横山典弘 | 10 |
11 | 3-5 ダノンメジャー(牡3) | 57.0 | 小牧太 | 13 |
12 | 3-6 ポルトドートウィユ(牡3) | 57.0 | 武豊 | 8 |
13 | 8-18 タガノエスプレッソ(牡3) | 57.0 | 菱田裕二 | 17 |
14 | 8-17 キタサンブラック(牡3) | 57.0 | 北村宏司 | 6 |
15 | 4-8 ベルラップ(牡3) | 57.0 | 三浦皇成 | 14 |
16 | 5-9 コスモナインボール(牡3) | 57.0 | 柴田大知 | 18 |
17 | 6-12 アダムスブリッジ(牡3) | 57.0 | 和田竜二 | 11 |
18 | 8-16 スピリッツミノル(牡3) | 57.0 | 酒井学 | 12 |
払戻金
単勝 | 14 | 190円 |
---|---|---|
複勝 | 14 1 11 |
130円 310円 210円 |
枠連 | 1-7 | 580円 |
馬連 | 1-14 | 1,980円 |
馬単 | 14→1 | 2,220円 |
ワイド | 1-14 11-14 1-11 |
730円 400円 1,420円 |
三連複 | 1-11-14 | 3,950円 |
三連単 | 14→1→11 | 15,760円 |