日本ダービー(2017)の予想。皐月賞組6頭を考察してみる
いよいよ待ちに待ったダービーが週末に開催。
今年は混戦ムードで、人気もどうなるか当日までわかりませんね・・・。
今回は現時点でのダービーの見解について書かせていただこうと思います。
まず、乗り替わりの騎手については基本的には
前走と2セットでないと連対は厳しいと見ております。
今年は特殊なローテーションで挑むような馬もいないので、
皐月賞組とトライアル組の馬を検証していきたいと思います。
まずは皐月賞馬のアルアインですが、
年明け4戦目がダービーというのは好感で、
かつての馬ではミスターシービー、ナリタブライアン、
ディープインパクト、メイショウサムソン、ドゥラメンテといった
馬たちが見事2冠馬に輝いております。
鞍上の松山弘平騎手について。
デビューから9年目とまだ若手騎手ですが、
皐月賞を制して初のG1勝利を果たし、
ここへきてダービージョッキーになれる可能性があることを示してきました。
心配なのは、毎日杯→皐月賞→ダービーというローテーションで、
同じローテーションだとテイエムオペラオーが3着と敗れており、
優勝の事例はありません。
前述した別ルートで3頭ダービー馬は出ておりますが、
果たしてどうなるか?
次に皐月賞2着のペルシアンナイト。
父ハービンジャーがダービーを勝っていないこと、
今回ミルコ騎手から戸崎騎手へと乗り替わりになる点は
大幅な減点で、軽視しようと思っております。
皐月賞3着のダンビュライトですが、皐月賞3着からダービー巻き返しは
サクラチヨノオー、スペシャルウィーク、ジャングルポケット、エイシンフラッシュ、
ディープブリランテと当てはまる馬は多いのですが、全て2歳、もしくは3歳で重賞を
勝利しているという経歴があります。
ダンビュライトは重賞未勝利の1勝馬で、父がダービー5着のルーラーシップという点も
少々買いづらい点です。鞍上は皐月賞に引き続き武豊騎手が手綱を握るので、
ダービーの勝ち方を知っている鞍上の力で減点材料を打破できるかどうか?
皐月賞4着のクリンチャーは、父がダービー馬のディープスカイと血統は良し。
ただ、すみれS勝ちのダービー馬は無敗のフサイチコンコルドしかいない点と、
鞍上の藤岡佑介騎手がやや不安・・・。
皐月賞5着馬のレイデオロ。父キングカメハメハなのは良いです。
個人的には12月が終わった時点ではこの馬がダービー馬かも、と高く評価していた。
年明け初戦が皐月賞で、2戦目がダービーという勝馬の例がないので、これが
唯一の不安材料くらいでしょうか。皐月賞を使った点はプラスかと。
最後に皐月賞で着外(9着)だったカデナ。
2歳OP→京都2歳S→弥生賞→皐月賞というローテーションは、
ロジユニヴァース、弥生賞連対したアドマイヤベガ、ワンアンドオンリーなどが
ダービー馬になっております。
心配なのは鞍上の福永騎手が何度かチャンスはありましたが、
まだ栄冠に輝いていないことくらいでしょうか。
チャンスをものにできる力がやや不足気味な騎手なので・・・
馬は本命の有力候補なので、騎手にも頑張ってもらいたいですね。
現段階での印は以下の通りです↓
◎カデナ
◯アルアイン
▲レイデオロ
☆ダンビュライト
△ダイワキャグニー、クリンチャー、アドミラブル、ベストアプローチ